優しく不思議な音色が魅力のオルゴール。ぜんまい仕掛けで自動的に楽曲を演奏するオルゴールは、大きく分けてシリンダー・オルゴールとディスク・オルゴールに分類されます。シリンダー・オルゴールは宝石箱やぬいぐるみのおもちゃなどでよく見られ、回転する円筒(シリンダー)の表面に楽譜として配置された突起(ピン)が、それぞれの音階を奏でる櫛形の金属板を弾いて音を出す構造になっています。一方ディスク・オルゴールは大きなディスク(金属製の円盤)の裏面に楽譜として配置された突起があり、その突起がスターホイールと呼ばれている歯車を回転させ、さらに歯車が櫛の歯を弾いて音を出します。レコードと同じように演奏機が1台あれば演奏用のディスクを交換することでいろいろな曲を楽しむことが出来るのがディスク・オルゴールの特長です。
ただ、文字や写真だけではなかなかわかりにくいオルゴールの構造。六甲山の緑溢れる自然の中にたたずむ「オルゴールミュージアム」(ホール・オブ・ホールズ六甲)なら、実物を見ながらシリンダー・オルゴールとディスク・オルゴールの違いを理解できる他、アンティークオルゴールやコインを入れると演奏が始まるオルゴールなど様々なオルゴールを見て、聴くことができます。また、シリンダー・オルゴールの組立を体験できるイベントも開催されています。ご自身でオルゴールの仕組みを体感してみませんか。
アンティークオルゴールをはじめ自動演奏オルガンや自動演奏バンジョーなど、六甲山が開発された1900年頃と同じ時代にヨーロッパやアメリカで親しまれていた自動演奏楽器をコレクションしている博物館です。様々な場所に展示や体験コーナーがあり、オルゴールの演奏を聴いたり楽器の演奏に挑戦できるほか、自動演奏楽器について学ぶこともできます。また館内にはオーダーメイドのオルゴールを専門スタッフがハンドメイドで制作するスタジオや、オルゴール作りを体験できる工房などもあります。