なにやら聞き慣れない単語ですが、「オパシ」部分の語源は、「不透明度」を意味する「オパシティ」です。別名「光透過式スモーク測定器」とも言われる「オパシメータ」は、自動車の排出ガスの汚染度を高い精度で測定する装置で、近年トラックやバスといったディーゼル車の排出ガス測定に使われています。
国土交通省の自動車排出ガス規制の強化と、自動車メーカーの技術革新により、“ディーゼル車=黒い煙”というイメージは払拭されつつありますが、さらにクリーンな排出ガスを目指すため、排出ガスの中の非常に細かい粒子状物質(PM)に含まれる「SOF(有機性可溶成分)」の軽減に注目が集まっています。これまで使われてきたフィルタ式の測定装置では排出ガス内のPMの量までは測定できても、その成分までは測定できないため、より高精度な測定ができる「オパシメータ」による測定へ移行しつつあります。測定方法は、フィルタ式が排気ガスを一度フィルタに付着させてその付着物を測定するのに対し、オパシメータでは直接排出ガスに光をあて、その透過率からPMの濃度だけでなく、その成分(SOFの割合)まで測定します。
国土交通省が定める自動車の検査方法でも、平成17年度排出ガス規制対応以降の自動車の検査方法として「オパシメータ」での検査が推奨され、「フィルタ式」「オパシメータ」のどちらで計測しても良い3年間の経過措置を経て、平成22(2010)年10月以降は、「オパシメータ」による検査に一本化されます。
これを受け、「阪急阪神エムテック・尼崎工場(旧阪神モーター・ドック)」でも、2008年6月に「オパシメータ」を導入し、大型・小型のディーゼル車の車検、定期点検といった業務に活用しています。
阪急バス、阪神バス、阪急タクシー全車両のメンテナンス(車検、定期点検、事故修理等)をはじめ公営事業所の自動車整備事業の受託に加え、官公庁公用車・グループ内外の営業車・個人の自家用車等の整備と、バス・トラックの大型車両から小型車両まで幅広く自動車のメンテナンスを行っています。特に尼崎工場は、廉価で迅速な全国統一サ-ビスのフランチャイズショップ「ホリデー車検阪神」となっています。また、石油類、高圧ガスの販売も行っています。