ゆめ・まち隊の突撃レポート

阪神電気鉄道
1000000人のキャンドルナイト@OSAKA CITY 西梅田ナイト
第54回は、阪神電気鉄道が環境啓発と西梅田のまちづくりのために、10年以上にわたって地元企業と共催している「1000000人のキャンドルナイト@OSAKA CITY」を紹介します。
(本記事の内容は、2016年2月時点のものです)

西梅田で10年以上続く「100万人のキャンドルナイト」
「消灯した街にキャンドルを灯し、持続可能な社会に向けた新しいライフスタイルを提案する」という趣旨に賛同した阪神電気鉄道と地元企業が、実行委員会形式で共催する「1000000人のキャンドルナイト@OSAKA CITY」。2005年から10年以上にわたって西梅田で行われているキャンドルナイトは、「プラグを抜く省エネだけではなく、火を灯すことで生まれる多様な時間をつくる」ことを目的に開催されています。
6月と12月の年2回行われるイベントでは、クリエイターと地元のアート系専門学校・大学生の作品が織り成す「キャンドル回廊」を中心に、遊歩道や西梅田公園が温かなキャンドルの灯りで満ちあふれます。また、一人ひとりの想いを描いたグラスキャンドルに火を灯して、大きなキャンドルアートをつくる「メッセージキャンドル」や、「みんなの1行メッセージ」「フォトコンテスト」など、来場者も参加できる催しは毎年好評です。 当初から実行委員長を務める阪神電気鉄道 寺川常務取締役は、イベント開催の発端を振り返ります。「きっかけは、同じ西梅田地区にある毎日新聞社から、『環境に配慮したイベントをまちぐるみでやりませんか』とお声が掛かったことでした。そこで一緒に原案を作成して、西梅田の地権者の方々に理解を求め、共催各社から人員を出し合って実行委員会を発足しました」。

アーティスティックな日本最大級ムーブメントに成長
いまや本イベントの開催規模は、民間では日本最大級。クリエイターや芸術系の学生たちの力も得て、アート性の高い環境ムーブメントとして実施しています。「専門学校も抱える西梅田のまちにふさわしいイベントにするために、提供するキャンドルを用いて、西梅田を表現の舞台として使って欲しいと、地域の専門学校や大学に依頼したのです。快く応じていただいた結果、若い方の手によるアート性の高いキャンドル作品がまちを照らし、毎回12〜13万人の来場者の目を楽しませるイベントになりました」と語る寺川常務取締役。2007年冬からは、地元の小学校に毎回テーマを決めて絵画作成を依頼し、それらを行燈のように照らす「ペーパーバッグ行燈」の展示も始めるなど、地域との関わりも広がっています。

地域とのつながりが実感できる「まちづくり」イベント
西梅田における商業施設の経営に20年以上携わってきた寺川常務取締役が、「1000000人のキャンドルナイト@OSAKA CITY」の開催を通して感じることは、「社会や地域そのものに活気がないと事業は発展しない。だからこそ、社会に貢献してよりよい社会をつくっていくことは、企業として当然の役割」だということ。地元企業が西梅田を舞台に力を合わせてイベントを続けることは、まちを活性化させると同時に、企業自らも地域とともに事業を発展させているという実感がもてるよい機会だと語ります。
「キャンドルナイトはまちを輝かせる美しいイベントなので、できるだけ続けたいですね。キャンドルの灯りは、人をほっとさせる魅力があるので、『このまちはいいまちだな』という印象を皆さんにもっていただけると思います。今後も地域の協力を得ながら、ともに発展させていくまちづくりイベントとして展開していきたい」と抱負を語りました。


行ってきました!社会貢献担当の当日レポート 

「1000000人のキャンドルナイト@OSAKA CITY」では夜6時から10時までキャンドルが灯され、夜8時には周辺の協力施設が電気の消灯を始めます。また、消灯に先立って、オリジナルキャンドルをつくるワークショップや野外ライブなど、毎回趣向を凝らしたプレイベントが各施設で行われます。

当日は、クリエイターと、そのたまご達が制作した光のアート作品がまちをほのかに照らすなか、しばし見とれる人やカメラを向ける人がたくさん・・・。動く仕掛けのある作品に興味をもったこどもと学生との交流など、微笑ましいシーンも見られました。ザ・リッツ・カールトン大阪の入口前で販売されている特製フードを買い求める姿や、キャンドル作品を撮影しながらゆっくりと歩む人々の穏やかな表情が印象的で、昼間の西梅田とはまったく別の顔を見るようです。

「このイベントをきっかけに西梅田に若い人に来てもらい、将来このエリアで仕事や買い物を楽しんでもらえたらうれしい」とは、寺川常務取締役の言葉。環境保護とまちへの熱い想いを発信するこのイベントが、末長く続くことを願う取材になりました。今年6月に行われるキャンドルナイトも見どころがいっぱいのようですので、開催がとても楽しみです。



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