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阪急阪神ホテルズ 京都新阪急ホテル「KES・環境マネジメントシステム・スタンダードに基づくホテル周辺の清掃活動」
阪急阪神ホールディングスグループで行われている社会貢献活動をご紹介する「ゆめ・まち隊の突撃レポート」。第30回目は「KES・環境マネジメントシステム・スタンダードに基づくホテル周辺の清掃活動」。JR京都駅前にある京都新阪急ホテルが、9年近くにわたって展開し続けている清掃活動についてご紹介します。
(本ページの内容は、2012年4月時点のものです)
京都発のシンプルな環境マネジメントシステム

環境マネジメントシステムとは、企業などの組織がその運営や経営の中で環境保全の取組みを進めるための仕組みのこと。ISO14001が代表的ですが、KES・環境マネジメントシステム・スタンダード(以下KES)は、産官学協働で持続可能な社会の実現を目指す「京のアジェンダ21フォーラム」が、シンプルかつ低コストに実践できる規格として、独自に策定・認証しており、現在3,800を超える事業者が登録しています。

京都新阪急ホテルでも2004年にこのKESの認証を取得し、ゴミの減量やリサイクル、省エネルギーなどの活動を全スタッフ一体となって取り組んできました。

その様々な活動のひとつに、認証を受ける前年2003年から9年にわたり継続されている取り組みがあります。それが今回取材した、ホテル周辺の清掃活動です。

美しい京都の玄関口でお客様をお迎えしたい

「当ホテルは、世界に誇る観光地 京都の玄関口である『JR京都駅』の正面に立地しています。京都を訪れた方が最初に目にする風景として、ゴミのないきれいな景観を作りたいと思ったのが、清掃活動の始まりです」と話すのは、京都新阪急ホテル総支配人室の古高(こたか)さん。

「清掃活動は月1回、ホテルの外周のゴミ拾い、植え込みの雑草除去、排水溝の汚泥処理などを行っています。毎回15名前後が参加しますが、その顔触れは様々。ホテルの従業員だけでなく、関連会社の皆さんも時間を作って積極的に参加してくださいます。

清掃活動はホテルの外に出て活動を行いますから、私たちの姿は宿泊されるお客様はもちろん、ホテル周辺を通行するお客様の目にも触れることになります。一流のホテルマンとして、また阪急阪神ホールディングスグループの一員であることを意識し、環境美化の姿勢だけでなく積極的なごあいさつなどを行っています。私たちのおもてなしの心を少しでも感じていただけたら嬉しいですね」と活動の様子を説明していただきました。

総支配人室の古高さん
少しずつ広がる環境保全への想い

総支配人室の吉村さんも、古高さんと同じくKES活動に深く携わってきたひとり。「認証を受けて8年、清掃活動は9年継続してきましたが、その中で、従業員の環境に対する意識が変わりましたね。調理場でゴミを減らすためしっかりと水を切ったり、客室から出るごみの分別も徹底したりといったゴミの減量に関する活動も定着してきました。清掃活動の継続の甲斐あってか、ホテルの周りにゴミが落ちていることが少なくなりました。
ただ、側溝の中には多くの吸い殻が落ちていたり、犬の糞があったり、植え込みに空き缶が捨てられていたりと、見えないところにゴミが捨てられており、残念に思います。

地域の方々や観光に訪れる方のマナー意識を高めるためにも、まずは私たちから、“ゴミを捨てたり、汚したりする気持ちの起こらないきれいな街づくり”を続けていきたいと思いますね」と、これからの意気込みを語っていただきました。

総支配人室の吉村さん
「KES・環境マネジメントシステム・スタンダードに基づくホテル周辺の清掃活動」

JR京都駅中央口の目の前、まさに京都の玄関口に佇む京都新阪急ホテル。月1回行われる清掃活動にお伺いすると、びしっとスーツを着こなした方も、作業着に身を包んだ方も一様に、手袋をはめ、火ばさみと「ゆめ・まちプロジェクト」のシンボルマーク付きゴミ袋を手にして、作業に取り掛かります。

取材当日は2月末ということもあって、生垣の雑草も少なかったのですが、夏にはゴミ袋一杯になるほどの雑草を抜くこともあるそうです。また、ホテルの前は毎日清掃しているとあってきれいですが、排水溝を開け、お手製のザルで汚泥をすくうと、真黒な泥の中に目立って見えるのは、たくさんのたばこの吸い殻。この他にも生垣の中に、お茶のパックなどが捨てられていたりと、目につかないところにゴミはあるようです。

この日の清掃活動で集まったゴミは、合わせて5kgほど。それでも10人以上のスタッフが作業をして集まった量としては非常に少ない印象を受けました。やはり普段から清掃活動を行っているからでしょうね。

また活動の最中に、地域に住む高齢者の方や、外国からの観光客の方が、興味深そうに見つめていたり、スタッフに「ご苦労さま」とあいさつをしている姿が心に残りました。

京都新阪急ホテルの皆さんの活動は、宿泊されるお客様や観光客の方、地域の方々の目にしっかりと留まっているんですね。

開始より9年を迎え、すっかりホテル内の習慣となった清掃活動。これからも、ホテルマンならではのホスピタリティに満ちた環境保全活動で、美しい地球環境を守るココロを広げていただきたいと、応援したくなりました。

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