ゆめ・まち隊の突撃レポート

ベイ・コミュニケーションズ
「ベイコムジュニアサッカー大会」
第5回はサッカー大会を通じて地域への貢献と青少年へのスポーツ振興を図る、ベイ・コミュニケーションズを取材しました。
(本ページの内容は、2009年5月時点のものです)

地域に密着した社会貢献を目指して
ベイコム 繁田さんベイコムジュニアサッカー大会は、ベイ・コミュニケーションズ(以下「ベイコム」)が主催となって企画を行っているサッカー大会。開催の経緯について、ベイコムの繁田さんはこう語ります。「2004年の合併による会社設立の際、私たちはサービスエリアの皆様に対する地域貢献の重要性を再認識するとともに、社員全員で『地域のケーブルテレビ局としての当社に何ができるだろうか』と、考えていました。
ちょうどそのとき、地域でサッカー協会の役員を務めていた当時のスタッフがいました。そこで、サッカー大会であれば企画や撮影などで我々の技術を活かしながら、地域の青少年のスポーツ振興を図ることができると考え、2005年に早速第1回のサッカー大会を企画しました」。
今回で4回目を迎えるこのサッカー大会は現在、地元のサッカー協会の協力を仰ぎ、尼崎市をはじめ西宮市、伊丹市の3カ所で開催されています。


スポーツの楽しさとともに、社会性を身につけてほしい

ベイコムジュニアサッカー大会の大きな特徴は、出場対象を小学3年生以下に限定している点にあります。現在ほとんどのこどものサッカー公式戦は、出場対象が小学4年生以上。そのため、この大会は小学3年生以下のこどもが試合を楽しめる貴重な機会として、地域のサッカー協会や保護者の皆様からも高い評価を獲得しています。
ベイコムの竹山さんは「サッカーであれ、他のスポーツであれ、早い段階からルールを学び、チームメイトと協力するということは、こどもを成長させる貴重な経験となるはずです。実際、試合後にスタッフへ“ありがとうございました”とお礼を言いに来てくれるこどもも多いです。試合の楽しさと共に、少しずつ社会性を身につけてもらえたら嬉しいですね」、と語ります。この日集まったのは、尼崎市のサッカーチーム15組。地元のこども達が、早春の光の中で息を切らせてボールを追いかけていました。

ベイコム 竹山さん

撮影に地域貢献に。ケーブルテレビ局の本領発揮。
image大会の様子は、ベイコムのコミュニティチャンネルで2時間という大きな枠をとって放送されます。試合風景の撮影から映像編集まで全てベイコムが手掛け、臨場感のある映像をお届けしようと、年々撮影手法にも趣向を凝らしてきたそうです。2007年からは、本格的な実況を、昨年からは高いアングルからの撮影をはじめました。プロの試合さながらの臨場感ある映像をこども達やそのご家族に届けられています。
また、2007年からは保護者の方のご希望に応え、この放送番組のDVDの有償頒布も開始。収益金を尼崎・西宮・伊丹各市の社会福祉協議会へ寄付することで地域福祉にも貢献しています。
今後の取り組みについて竹山さんは、「今は各市での開催ですが、それぞれの優勝チームを集めた大会も実施してみたいですね。また、参加してくれたこどもの中から、将来のJリーガーやワールドカップ選手が生まれたら、と思っています。彼らが大きくなった時に参加したことを誇りに思えるような大会になるよう、10年、20年と、この取り組みを発展させていきたいですね」と意気込みを語ってくれました。
この日、カメラマンや、レポートをするインタビュア、進行を管理する方々などベイコムスタッフの顔には、こども達に負けないほどの笑顔と自信があふれていました。
地域の皆様に寄り添い、より活発で健全な社会・環境の実現を目指すベイコムの取り組みが、今後さらに大きく広がっていくことを期待させるような熱意を感じられました。


行ってきました!社会貢献担当の当日レポート ベイ・コミュニケーションズ「ベイコムジュニアサッカー大会」

早春の空の下、尼崎市立記念公園に集まったサッカーチームは15組。小学3年生以下のこども達の大会ということで、男の子、女の子の混成チームも多く見られます。自分の身体の半分はありそうなボールを追いかける小さなこどもの姿にも、思わず目が釘付けに。大きな子から小さな子までの、年の差や体格の差を超えたチームプレーに、応援する私の心も温かくなります。

ベイコムのスタッフだけでなく、保護者の方や地域のサッカー協会の皆さんも、勝負よりも試合の雰囲気を楽しんでほしいという思いを持っていらっしゃる方が多いようで、会場は陽気のせいだけではない、ほのぼのとした空気に包まれていました。

サッカー大会での上位チームには、サッカーボールやパイロンといったサッカー用品が送られます。本部の中央に飾られた優勝賞品や、優秀選手賞の賞品である手縫いのピカピカと光る新品のサッカーボールに見入るこどももいます。素敵な賞品を手にしたこども達がもっとサッカーを好きになってくれたらと願わずにはいられません。

サッカー大会を開催したことで、尼崎をはじめとするサービスエリア内でのベイコムの認知度も大きく向上しているようで、カメラマンやインタビュアさんが地域の取材に出かけると、こども達や保護者さんから「サッカー大会の会社でしょ?」と声もかかるそう。

こども達の様子を、嬉しそうに語るベイコムスタッフの方々の言葉の端々に、地域に対する優しい思いと、それに応える住民の皆さんとの絆を見ることができました。





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