ゆめ・まち隊の突撃レポート

 オーエス
職業体験学習の受け入れ
第61回は、職業体験学習「トライやる・ウィーク」の中学生を受け入れる
オーエスの取組みについて紹介します。
(本記事の内容は、2017年6月時点のものです)

地域の一員として次世代の育成に携わる
「トライやる・ウィーク」とは、1998年から兵庫県が実施している体験学習で、豊かな人間性や社会性を育む事を目的に中学2年生が学校を離れ職業体験等を行うものです。
オーエスでは、毎年約20名の生徒が職業体験を行い、1998年からこれまでに200名を超える中学生を受け入れました。オーエス・シネブラザーズの支配人・伊川さんは「地域の次世代を担う中学生の育成に携わっているという自負を持って受け入れています」と話します。
中学生は受け入れ施設・店舗の中から自分が興味のある場所を選択できます。「映画が好きで、よく通う映画館の裏側で、どんな努力や工夫をしているのか知りたくて、ここを選びました」と話すのは「トライやる・ウィーク」体験中の中学生。


5日間でみるみる成長していく
体験学習は、毎日9時〜15時まで。まずはスタッフが映画館での仕事の全体像を紹介し、体験する仕事の詳細を説明します。その後、生徒達は実際に映画館の運営業務に挑戦。映画上映前にはシアター入り口でのチケット確認や、コンセッション(売店)では、お客様のオーダーに応じて商品をセッティング、お渡しします。また、上映後には次のお客様も気持ちよく入場できるよう、シアターの清掃など多岐にわたる仕事を経験。最初は緊張していて動きが硬かったこども達も、お客様と対面で接客することで、責任を持って働くことやコミュニケーション能力を磨きます。
仕事を覚えるスピードも早く、最終日には本当に戦力となるくらい。5日間でみるみる成長していく様子を間近で見守ったオーエス・シネブラザーズの岡さんは「言われたことをするだけでなく、『こうした方がいいですか?』と聞きに来たり、与えられたこと以上に吸収しようという姿勢がすばらしいですね。中学生からの何げない質問に、逆にこちらが教えられることもあります。」と、感慨深げです。
 

 

社会に出るための大切な礎に
チケット販売の自動化などにより、対面での接客サービスの機会が減る中、オーエスではお客様とのコミュニケーションを大切にしています。「トライやる・ウィーク」期間中は中学生を、お客様が温かく見守り、「頑張ってね。」とお声かけくださる事も。オーエスの中村さんは「中学生のうちに仕事で周囲の大人と関わる経験は、将来社会に出て仕事をするための、大切な礎となります。こども達には地域に根差した親しみのある場所で周りの大人に見守られて職業体験をすることで、自分の生活が誰かの仕事で成り立っていることや、人と人との関わりの大切さを実感し、成長してほしい」と考えています。
毎年、オーエスでは、受け入れプログラムに少しずつ工夫を加えます。期間中に試写会などの催しがあれば、それをメニューに組み入れたり、映写室の見学や映画鑑賞といった映画館ならではの体験も。

これからも「トライやる・ウィーク」のこども達を受け入れ、地域の次世代の育成に貢献していきます。



行ってきました!社会貢献担当の当日レポート 

「トライやる・ウィーク」最終日、OSシネマズミント神戸に行ってきました。三宮最大級の座席数を誇る映画館の館内はとても広く、その中に制服姿の中学生を発見。4人の生徒はそれぞれフロアとコンセッション(売店)の業務に分かれ作業をしていました。そんな生徒達にアルバイトのスタッフが優しくアドバイスをする場面も。アルバイトのスタッフには最初戸惑いがありますが、実際にはよく面倒を見てくれて、弟妹を見守るようでもあり、いい刺激になっているようです。

こども達は、この体験を通じて職業観を養い、コミュニケーション能力も磨きます。オーエスでは、小学生を体験学習プログラム「阪急阪神 ゆめ·まちチャレンジ隊」で、中学生を「トライやる・ウィーク」で受け入れており、次世代を育てる試みを、少しずつ広げています。かつて「トライやる・ウィーク」で受け入れた中学生の1人がこの春、大学生になりOSシネマズミント神戸でアルバイトをしているとお聞きしました。職業体験が、こんな形で実を結んだと、オーエスの中村さんも笑顔で話してくれました。

「トライやる・ウィーク」を通じて自分の住んでいる地域やオーエスの映画館により親しみを感じて貰えたら、と願う取材になりました。



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