都市交通事業

阪急電鉄と阪神電気鉄道の2社を中心に、鉄道・バス・タクシー等が連携して、
京阪神を中心とした関西圏における一大ネットワークを形成しています。
交通広告と駅ナカ・駅チカの物販施設を運営する流通部門を一体的に運営し、相乗効果を発揮することで、
沿線の新たな価値創造にも取り組んでいます。

都市交通サービス

関西広域の大動脈として、一大ネットワークを形成

鉄道

大阪のビジネスの中心地・梅田を起点として、神戸、宝塚、京都の3都市をつなぐ阪急電鉄。梅田(キタ)と大阪難波(ミナミ)の2大都心に乗り入れている阪神電気鉄道。この2社を中核に、一大ネットワークを形成。愛され続ける鉄道として、安全・安心・快適に、利用しやすい鉄道を目指しています。

バス・タクシー

鉄道と連携して、阪急・阪神沿線を中心にバス・タクシーを運行しています。
阪急バス・阪神バスでは、路線バスのリアルタイムな運行状況等を検索できるバスロケーションサービスを提供するほか、ハウスICカード乗車券「hanica」を導入するなど、お客様の利便性向上に努めています。
阪急タクシー・阪神タクシーでは、各種電子決済を取り扱う等、多様化する決済ニーズに対応。環境への配慮からエコドライブの推進にも取り組んでいます。

お客様のニーズに応じたサービスの拡充

阪急ツーリストセンター
大阪・梅田/阪急京都観光案内所

阪急電鉄ではインバウンド需要の取り込みを視野に入れ、訪日旅行者向けの観光案内所を大阪梅田駅および京都河原町駅に設置しています。日本語に加えて英語・中国語・韓国語での応対が可能なスタッフを配置し、訪日旅行者に人気の高い京都を中心とした関西圏の交通案内や観光案内、観光情報の提供のほか、企画乗車券の発売などを通してスムーズな旅のお手伝いをします。

環境に配慮した交通機関

社会全体の環境負荷低減が求められる中、都市交通事業の運営や維持管理において発生するCO2排出量の削減、省エネルギー化に積極的に取り組んでいます。また、騒音・振動等の低減による沿線環境の向上、さらにはリサイクル等の推進による資源の有効活用にも取り組み、沿線の方々に「地球環境にやさしい公共交通機関をご利用いただくことがエコ活動の一環」であることを広く伝えることで、鉄道、バス、タクシー、レンタサイクルの利用促進に取り組んでいます。

流通

駅ナカをはじめとする流通事業

阪急・阪神沿線の駅ナカを中心に、化粧品・服飾雑貨店「カラーフィールド」や家具・インテリア雑貨店「ダブルデイ」のほか、食品スーパー「成城石井」のフランチャイズ店舗等を展開しています。また、外部パートナー企業と提携して幅広く小売サービスを提供することで、お客様の利便性向上に努めています。

交通広告

「大阪」「神戸」「京都」、三大マーケットを持つ阪急・阪神の交通広告

関西の大動脈、阪急・阪神のネットワークを活かし、交通広告として最大の効果を発揮。電車内・ターミナル・コンコースはもちろんデジタルサイネージまで幅広く取り扱い、お客様に“価値ある空間”を提供しています。また、流通事業がもつお客様やメーカーとの接点と、交通広告事業がもつ情報発信力を活かし、店頭での商品販売に交通広告媒体やイベントスペースを活用したPR等を連動させ、相乗効果を発揮するなど新しい取り組みに挑戦しています。