公共空間の将来的なあり方を追求
持続的に地域を活性化したい
2016年入社/阪急阪神不動産(株) 開発推進部 開発グループ
経済学部 卒業
中野 草太(Nakano Sota)
公共空間の将来的な在り方を追求
持続的に地域を活性化したい
中野 草太(Nakano Sota)
2016年入社/阪急阪神不動産(株) 開発推進部 開発グループ
経済学部 卒業
これまでの経歴
- 1年目〜
- 阪神電気鉄道(株)
不動産事業本部 開発営業室
開発(商業) 担当 - 沿線の商業施設および高架下物件の新規開発・リニューアル、沿線活性化イベントの企画運営などに幅広く携わる。
- 2年目~
現在 - 引き続き同部署に所属
- エビスタ西宮増床計画のテナントリーシング担当へ。リニューアルプラン検討、テナント協議、契約締結などに携わる。
※2018年4月1日より、現所属に名称変更
現在の仕事
2018年秋にリニューアルオープンを控えるエビスタ西宮増床計画のテナントリーシングを担当しています。阪神西宮駅の北側私有地に新ビルを建て、既存のエビスタ西宮と接続し、約2倍の規模に増床する計画です。少子高齢化や消費低迷、商業施設の過剰供給などの厳しい事業環境の中で勝ち抜く商業施設をつくるには、確実に消費者ニーズを分析し、現在不足している業種やこれからの時代に求められる機能を導入する必要があります。そして、魅力度向上と売上向上にむけたテナントリーシング、利便性や快適性を追求した施設環境づくりを遂行するのが私の役目です。
仕事のやりがい
不動産開発(デベロッパー)の中でも、「商業施設」は世の中に与える影響力が圧倒的に大きいと考えています。マンションならばその住人、オフィスビルならば入居テナントの会社員がその施設のユーザーになりますが、商業施設は誰もが訪れることのできる場所です。さらに、駅一体型施設であるエビスタ西宮は公共交通施設としての側面も持ち合わせているため、地域のコアとして果たすべき社会的役割は非常に大きなものです。この地域貢献度の大きさは電鉄系デベロッパーでしか味わえない醍醐味だと思います。

未来に向けて挑戦したい事
公共的な空間である駅や商業施設の将来的なあり方を追求し、持続的に周辺地域を活性化していくことが目標です。例えば、移動や買い物だけでなく、交流や憩いの場としての機能を充実させ、自然と人々が集まり活動するような、地域コミュニティの核となる空間をつくりたいと思っています。インターネット社会になり、どこにいても情報収集や買い物、交流ができるようになりました。しかし、公共空間を「そこでしか体感できないことがある場」や「リアルな交流の場」として新しい形につくり変えることができれば、人々が無意識的に足を運び、多様な活動の場として街ににぎわいをもたらすことができると考えています。そのようなまちづくりを当社主体で企画し、行政や住民と一緒に育てていきたいです。

学生へのメッセージ
自分のしたい仕事は何なのか。就職活動と向き合う中で最初にぶつかる壁であり、最後まで悩む問題ですが、実は入社後も常々考える命題です。私が思うに、自分が本当にやりたい仕事を見つけ出すには、「どんな仕事が好きなのか」ではなく「その仕事をしている自分が好きかどうか」という視点を持つことが大切です。最終的な満足度はどんな自分でありたいかという気持ちが優先されるものです。自身のありたい将来像を熟考し、全力を尽くせる環境がある会社に出会えたらベストな選択だと思います。

一日のスケジュール


私のマストアイテム
学生時代から愛用している手帳です。仕事柄、会議や出張が多いので、活用頻度の高い重要アイテムです。カスタム手帳なので、使い勝手が良いようにメモや領収書、付箋、予備の名刺などを保管できるように工夫しています。

プライベート
写真は大学時代に熱中していたよさこいでの一枚です。サークルで全国各地の大会に出場し、引退後は就職活動と並行して大会実行委員会で活動していました。社会人になった今でも、メインシーズンである夏になるとよさこい熱が再び沸き上がり、観客として大会に足を運んでいます。

※社員の所属や掲載内容は、2017年取材時のものです。