
経営戦略
当社グループでは、長期的にありたい姿とそれに向けて取り組むべき方向性・戦略を示すものとして
「阪急阪神ホールディングスグループ 長期ビジョン2025」を策定しています。
その内容についてご紹介いたします。
長期ビジョン2025について
「阪急阪神ホールディングスグループ 長期ビジョン2025」では、阪急・阪神の経営統合から20年を迎える2025年度をターゲットにして、人口の減少や技術革新の進展といった事業環境の変化を見据えながら、事業エリアとビジネスモデルという2つの基軸をベースに、4つの事業戦略を定めています。
長期ビジョンの位置付け
長期ビジョンは、当社グループの「経営理念」と毎年度策定する「中期経営計画」との橋渡しの役割を果たします。

全体像
スローガン
深める沿線 拡げるフィールド
持続的な企業価値の向上
戦略
①
①
関西で圧倒的No.1の
沿線の実現
戦略
②
②
首都圏・海外での安定的な
収益基盤の構築
戦略
③
③
ブランド価値の最大化と
差別化戦略の徹底追求による
競争力強化
戦略
④
④
グループ総合力の更なる発揮と新事業領域の開拓
事業戦略
戦略① 関西で圧倒的No.1の沿線の実現
国土軸(東京-名古屋-大阪)の活力やアジアをはじめとする世界のパワーを沿線に取り込むとともに、新産業・先端技術を他社に先がけて沿線に呼び込み、加えて沿線の各所で魅力あるまちづくりを推し進め、定住・交流人口の増加を目指していく
戦略② 首都圏・海外での安定的な収益基盤の構築(梅田・沿線に集中しているポートフォリオの分散)
関西圏の事業規模の縮小を補完するため、市場規模の大きい首都圏や成長が期待できる海外において賃貸資産等のストック取得を進め、梅田・沿線に集中しているポートフォリオの分散を図っていく
戦略③ ブランド価値の最大化と差別化戦略の徹底追求による競争力強化
阪急・阪神のブランド価値の最大化や、オンリーワンになることを目指して商品・サービスの差別化を徹底的に追求し、それらにより事業競争力の一層の強化と事業の更なる拡大を図っていく
戦略④ グループ総合力の更なる発揮と新事業領域の開拓
グループ横断的な取組の推進に加え、先端技術の既存事業への活用や新たな事業領域の開拓に挑戦し、文化的かつ先進的なライフスタイルを提供していく