ゆめ・まち隊の突撃レポート

阪急阪神ビルマネジメント
「HANKYU BRICK MUSEUM 未来のOSAKAアイデアコンテスト」
第71回は、「HANKYU BRICK MUSEUM 未来のOSAKA アイデアコンテスト」における、阪急阪神ビルマネジメントの取組みについてご紹介します。
(本記事の内容は、2019年10月時点のものです)

次世代を担うこども達が社会性を身に付ける一助として
阪急阪神ビルマネジメントが管理運営する阪急三番街。施設内で長年展示されていた「かわいい水族館」に代わり、2017年4月、HANKYU BRICK MUSEUM(はんきゅう ブリック ミュージアム)がオープンしました。ここには日本で唯一のレゴ®認定プロビルダー 三井淳平さんが手がけたレゴ®ブロック作品が展示されています。「作品モチーフは阪急大阪梅田駅の構内や西宮神社福男選びなど、関西・大阪にまつわるもので、定期的に入れ替えているのですが、次の作品を考えている時、お客様、特にこども達が参加できる形にする案が持ち上がりました」と話すのは、阪急阪神ビルマネジメントの林さんです。そこで「あなたの思い描く未来のOSAKA」というテーマでイラストを募集、その入賞作品をモチーフとして、三井さんがレゴ®ブロックで1つのまちとして立体化する「HANKYU BRICK MUSEUM 未来のOSAKAアイデアコンテスト」の開催が決まりました。
「当社が大阪・梅田エリアでまちづくりに関わる中で、未来のまちに対して理想を持ち続けるのはもちろんですが、お客様が大阪の未来像や、夢を描くきっかけになるのではと考えました」と、林さんは話します。三井さん、レゴジャパン社もこの企画に賛同し、協力していただくことになりました。

身近な駅や電車を通して、社会を学んでいくこども達
「作品応募期間は2018年8月~10月。初めての試みでもあり、募集期間の前半は応募作品を集めるのに苦労しました」と林さん。ポスターやweb告知はもちろんのこと、大阪市内の絵画教室やデザイン学校、画材店などさまざまな関係先に協力をお願いしました。「小学生向けのアフタースクール『Kippo(キッポ)』では、その場でこども達に描いてもらいました。30分くらいで描き上げるこどもや、絵本や建物図鑑を出してきて、それを見ながらじっくり描くこどもがいたり。その発想はとても新鮮で面白かったですね」と林さんは語ります。他にもレゴジャパン社の公式ツイッターや三井さんのSNS発信、応募方法を紙限定からデータも可としたことで、締切間際には多くの作品が集まり、最終500以上の応募がありました。そして一次選考を経て、12月に最終審査が行われました。
最終審査では、三井さんは「未来感」「大阪らしさ」に加えて「楽しさ」を、レゴジャパン社の社長ボー・クリステンセンさんは「持続可能な社会を作るというメッセージ性」を、さらにイラストレーターのウマカケバクミコさんは「大きな世界観で描いていること」を基準に選考。主催の阪急阪神ビルマネジメントの社員も立会って作品を絞っていき、厳正な審査の結果、入賞者が決まりました。
 

次世代を担うこども達が社会性を身に付ける一助として
2019年1月、入賞者には受賞をお知らせし、賞金・副賞などを送付。一方三井さんは、入賞作のアイデアをもとに、展示作品の制作をスタート。数ヶ月かけて東京の事務所で制作し、7月末に阪急三番街に搬入。最後は現場で組み立てて調整し、8月2日のお披露目を迎えました。「当日は、多くのお客様のほか、入賞したこども達が何人も来てくれて、『自分の描いた絵が形になり、1つのまちになっている!』『自分もこんなまちをレゴ®ブロックでつくりたい』と喜んでいました。こども達にとっても、大人にとっても、夢のある企画でした」と林さんは話します。
今、大阪ではうめきた2期などの大規模都市開発が続いています。「変わりゆく大阪・梅田で、エリアマネジメントに関連付けて、今後レゴ®ブロックを使った参加型イベントができれば、という希望はあります。具体案はまだですが、これからもこども達が未来の大阪について考えるきっかけづくり、そしてアートに親しむ機会づくりができたらと思います」。阪急阪神ビルマネジメントは、HANKYU BRICK MUSEUMを通じて、こども達が地域への理解を深め、豊かな心とアイデアを発揮できるよう活動を続けていきます。
 

行ってきました!社会貢献担当の当日レポート 

10月30日、阪急三番街の「HANKYU BRICK MUSEUM」を見学、その後、この企画を担当した林さんにお話を聞かせていただきました。
「このプロジェクトで一番苦労したのは、実は作品を応募していただくことです。ただその過程でデザイン学校の先生とお話をしたり、アフタースクール『Kippo』では、直接こども達とふれあうことができました。自分も小さい頃遊んだレゴ®ブロック。そんな親しみのあるレゴ®ブロックで、あれだけすごい作品を生み出していく三井さんとも、刺激的な仕事をさせていただけました」と、話してくれた林さん。

「大阪と言えばこども達はたこ焼き、大人なら万博記念公園にある太陽の塔、というモチーフが多かったのも、自分にはない発想でしたし、こども達のアイデアを活かしたレゴ®ブロックのまち『未来のOSAKA』は、ぜひ多くの方に見ていただきたいですね」。ちなみに大賞受賞者の副賞は、三井さんが手作りしてくれたレゴ®ブロックのトロフィー。大賞の方にとっては一生の宝物になることでしょう。
こども達は、大人の「常識」にとらわれない豊かな発想と想像力・創造力を持っています。今後も、HANKYU BRICK MUSEUMのイベントやレゴ®ブロック作品の公開展示を通じて、こども達がアートに親しみ豊かな想像力を育んでほしいと思う取材になりました。



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