大阪新阪急ホテルでは新阪急ホテルアネックスとともに、以前から社会貢献活動の一環として「タオル・シーツの再利用」を呼びかけています。連泊されるお客様が2泊目以降にリネン類の交換が不要の場合、ドアノブに「交換不要」のカードをかけて意思表示しておくと、1泊目に使用したものでベッドメイクをするという内容です。
実施の経緯について、大阪新阪急ホテル 総支配人室 統括マネージャーの高濱さんにお聞きしました。「当ホテルでは2003年に、“環境保全”のエコと“経費削減”のエコノミー、この2つのエコを掲げた“ECO2(ツー)推進運動”をスタートし、ISO 14001取得を目指してきました。これまで利益という視点で見ていた自分たちの業務を、“環境”という視点から見つめ直し、地球環境のために何ができるのかと話し合いました」。各部それぞれの取り組みを検討した結果、リネンの洗濯による汚水・排水の低減と経費の削減が両立できることがわかり、そこで連泊のお客様を対象にした「タオル・シーツの再利用」をスタート。また、内部的な活動に留まらず、節約できたリネン代の半額を環境保全団体「琵琶湖・淀川水質保全機構」へ寄付しています。 |
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