ゆめ・まち隊の突撃レポート

オーエス
「知的障がい児など向け映画上映会」

第34回は、知的障がいを持つ方と保護者様に向けて、OSシネマズミント神戸で映画上映会を開催し、映画館で映画を観ることの楽しさをお伝えするオーエスの活動についてご紹介します。
(本ページの内容は、2013年2月時点のものです)


映画館で映画を楽しんでいただきたい
阪急三宮駅にほど近いOSシネマズミント神戸で、年4回程行われている「知的障がい児など向け映画上映会」。これは、地域の知的障がいをもつ方のために、映画館の1スクリーンを貸し切ってご招待する上映会です。
「この活動のきっかけは、2008年に『神戸市手をつなぐ育成会』様からのご依頼で実施した上映会でした。この運営を通して、知的障がいを持つ方々は、暗い場所や大きな音にパニックを起こしてしまうことがあるため、映画館には行きたくても行けないということを私たちも初めて学びました」と、企画担当の中村さんは語ります。
「この上映会が好評だったことを受け、当社の創業事業である映像事業でできるこの活動を、これまで育んでいただいた地域の皆様への社会貢献として継続していこうと思ったのです」と続けます。
オーエスの中村さん

心から映画を楽しまれている様子に感動
「実のところ、取り組みを開始して間もなくは、色々なことが試行錯誤の連続でした」と答えるのは、運営担当の篠原さん。
「映画の音量は控えめ、照明は完全に落とさない様に、映画館の暗くて長い通路を怖がってしまう方には、非常扉から入っていただくといった工夫をしました。また、鑑賞される方にリラックスしていただけるように、マジックやコーラス等のショーを上映前に行ったこともあります。私たち従業員も緊張しながらの開催でしたが、ご協力いただいた団体の方や保護者様から「貴重な機会ですのでとてもありがたいです。期待していますよ!」と言っていただいて、気持ちが楽になりました。そして何より、鑑賞されている皆さんが声を出して笑うなど、心から映画を楽しまれている姿に触れて、この上映会を行う意義を改めて感じることが出来ました」。
オーエスの篠原さん

地域社会との掛け橋となれるように
「当社の企業理念である『ひとびとに“よろこび”の時間と空間を』を実現するため、これからもこの取り組みは継続していきます」と語るのは、企画担当の起塚さん。
「やはり、映画館に行くということは “非日常”の体験だと思うんです。施設や学校、家庭のテレビで見るのとはまた違う、足を運ぶからこそ味わえる世界が映画館にはあります。私たちの目指すところは、皆さんに“映画館で映画を観ることの楽しさを感じてもらうこと”なんです。『他の人に迷惑がかかるのでは…』と今まで二の足を踏んでいた皆さんが、この上映会によって“人が多く集まる場所に出かける自信”を付けていただくこと、映画館は怖くなくて楽しいところだと感じていただくこと。これこそが大切なんだと思っています。
何も特殊なことをする必要はなく、私たちはただ知的障がいを持つ方が、映画館で映画を観るという新しい体験を通じて社会へと繋がる機会を、この活動を継続することで提供し続けていきたいんです」。とにこやかに語っていました。
オーエスの起塚さん

行ってきました!社会貢献担当の当日レポート 知的障がいを持つ方向け映画上映会

2012年9月22日早朝のOSシネマズミント神戸に、約160名の知的障がいを持つ方とその保護者様が集まりました。上映会にご招待された方々です。この日上映されたのは、アニメーションの「長ぐつをはいたネコ」。上映作品は、ストーリーが分かりやすく、楽しんで観られるものを、毎回スタッフが選んでいるそうです。
入場が始まり、皆さん「楽しみだね」と口々に話しながら手を取り、目を輝かせて映画館の通路を進んでいきます。会場が一杯になると、ステージに現れたのは地域のコーラスグループ。素晴らしい歌声と共に身体を動かすことで、緊張している方の心をほぐします。

兵庫県の一般社団法人「神戸市手をつなぐ育成会」の皆さん そして、スクリーンに大きく「誰もが映画を楽しみ、感動を分かち合える社会の実現を目指します」という言葉と共に「ゆめ・まちプロジェクト」のシンボルマークが登場し、上映会がスタートしました。
この上映会の告知などに協力いただいた、一般社団法人「神戸市手をつなぐ育成会」の皆さんも「毎回この上映会をとても楽しみにしています。知的障がいを持つ方もその家族も、周りに遠慮してしまって、心おきなく映画を観るということが難しいのが現状。他の地域で貸切上映会を行っている映画館は少なく、本当にありがたいです。これからも続けていただければと願っています」と、上映会に対する感謝の声を寄せてくださいました。

上映が終わり、スタッフに「ありがとう!」と笑顔であいさつをしていく方、映画のエンドロールを最後までご覧になる方、「映画館デビューができて本当によかったです!」と語る保護者様。その姿を見ると、オーエスのスタッフの想いは、確かに皆さんに届いていると感じることが出来ました。





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