職業体験学習の最終日である11月14日、こども達の実習を見学させてもらいました。 男の子たちは、一瞬スタッフと見間違えてしまうほど慣れた手つきで荷物を運んでいてびっくり。帽子をとってあいさつをする姿も様になっています。また、女の子たちの案内放送もとっても聞きやすく、お客様から度々質問を受けていました。同行していたスタッフの方に伺ったところ、ご案内で間違ったときにも「失礼いたしました」という一言が自然と出てくる落ち着いた対応には感心したそうです。
大阪空港交通とリッツの職業体験学習では、特定のスタッフが付きっきりで教えるのではなく、さまざまなスタッフと一緒に仕事をしてもらっているとのこと。さまざまなスタッフと関わることで、仕事におけるチームワークや普段接することのない大人たちとのコミュニケーションの大切さを感じとってほしいとの思いがあるようです。責任感をもって仕事に取り組むプロの従業員に囲まれて働くからこそ、こども達も多くのことを学べるのかもしれませんね。
また、指導するスタッフもいい刺激を受けるのだとか。こども達の一生懸命な姿を目の当たりにして、「カッコ悪いところは見せられない」と気持ちを新たにするというお話を聞きました。2002年から開始されたこの取り組みは、今後も継続するとのこと。参加したこども達が実際に大阪空港交通とリッツに入社する日が、いつか訪れるかもしれませんね。
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