2014年5月31日、阪急交通社のツアーバスが、阪急梅田バスターミナルから出発。部署や年齢を問わず幅広い層の従業員が参加し、中には「地元に貢献したい!」という想いを持った大阪南部や和歌山県出身者の姿も見られました。
今回作業を行ったのは、59町石近くの登山道。近くの原っぱに広げた約1.5トンの土を、参加者がそれぞれ袋につめて運びます。「ならし」や「たたき」といった作業には技術が必要であるため、和歌山県の職員の方が行ってくださいました。
作業後の「町石道ウォーク」では、鎌倉時代に立てられたという石柱を前に「こんな大きな石をどうやってこんなところまで運んだんだろう?」と大興奮。実際に触れることのできる、貴重な世界遺産です。日差しは強かったものの、町石道は木々に囲まれているため、大半は涼しい日陰で過ごすことができました。
参加従業員からは、「これまで『ボランティア』というと大変そうなイメージで気後れしていましたが、自分のできる範囲で世界遺産を後世に残すお手伝いができて嬉しかったです」「観光地でのボランティア活動は、その地域にとっても私たちの企業にとっても有意義なものだと思います」といった満足の声が出ていました。
|