10月下旬のある日、梅香小学校に伺って、私達も2年生と一緒に出前授業を受けました。講師を務める阪神電気鉄道の鍵政駅長は、駅長帽をかぶってキリッとした制服姿で登場し、こども達のテンションも上がります。45分という限られた時間で、阪神電車の路線や駅のほか車両の色の区別、鉄道のさまざまな仕事について、スライドを使ってわかりやすく紹介していきます。その後、切符の買い方から改札口の通り方、プラットホームでの電車の待ち方などを説明し、最後は電車の乗車マナーについて伝えました。イラストに掲載された良いこと、悪いことを、みんなの前で発表する場面では、こども達は、すごい勢いで手をあげていました。身近な乗り物である阪神電車が、さらに近しい存在になればと思いました。
出前授業終了後、先生方へは今後の進め方の参考に、アンケートの回答をお願いしていますが、こども達からのお礼メッセージが一緒に届くこともあるそうです。「こども達の感想文はとてもうれしく、私達のモチベーションアップにもつながります」と、広報の山下さんが話してくれました。
出前授業で学んだことを忘れずに、こども達がこれからも電車のマナーなどをきちんと守って、阪神電車への愛着も変わらず持ち続けてほしいと願う取材になりました。 |