6月25日、谷上駅で、神戸市立唐櫃小学校の車庫見学に同行させていただきました。こども達は駅長から北神急行電鉄の概要や、茶色い車体から「たぬき」の愛称があること、谷上駅での乗り換え時の便利な工夫などの話を聞きます。さらに、線路に落し物をした時は絶対線路に下りないで大人に伝えること、電車に乗る時のマナーなどの話を聞き、普段は見られない券売機の裏側も見せてもらいました。その後、貸切電車で谷上車庫へ。
車庫では塗装中の車体やパンタグラフを間近に見たり、線路のポイント切り替えを手動で実演してもらったりと、車庫見学ならではのお楽しみがいっぱい。こども達のわくわくする気持ちが伝わってきました。質問も活発で、こども達は、各自が持っている探検ボードの用紙に、熱心にメモを取っていました。
車庫前に停車中の電車内でお弁当タイムを楽しんだ後、最後は谷上駅に戻って、最寄駅までの切符を購入、改札機を通ります。自分で切符を買うのが初めてのこども達も多かったようで、無事購入できて満足そうな笑顔が印象的でした。電車に親しみ、譲り合うマナーを身につけ、そこで働く人々のことも考える。これを機に、こども達に大きく成長してほしいと願う取材になりました。 |