人とは違うキャリアがあるから、
今がある

平賀 章久(Hiraga Akihisa)

2007年入社
阪急阪神不動産(株) 開発事業本部
開発企画部 情報開発グループ 兼 開発企画グループ 兼
開発推進部 開発グループ/課長補佐
※2018年11月時点

想定を超えるキャリアの連続。
住宅も非住宅もどんと来い!

2007年

Work

2007年5月~
阪急不動産(株) マンション販売部
学生時代に阪急電鉄のインターンシップに参加し、当時計画されていた「彩都」を見学したことで沿線開発に関わりたいと入社を決意。入社後も沿線開発に興味があったものの、1年目から阪急不動産(現・阪急阪神不動産)に出向となり、自社ブランドマンション〈ジオ〉の販売に携わることに。最初に担当したのは「ジオ北千里古江台」で、モデルルームに常駐して来場されるお客様をお迎えし、立地やマンションの魅力をお伝えしながら販売契約に結び付けるという仕事でした。入社前に想像していた沿線開発の業務とは少し違いましたが、年齢も経験も自分より上の販売スタッフとの仕事は面白く、さまざまな学びがありました。

2009年

Work

2009年7月~
阪急不動産(株) マンション事業推進部
ジオを実際に販売するマンション販売部から、その前段階を担当するマンション事業推進部に異動。具体的な仕事内容は、自社のマンションブランド「ジオ」のターゲットを見据え、新たに建設するマンションの計画検討や事業全体のスケジュールと収支を管理する仕事です。そのため、販売部での経験をマンションづくりに活かすことがミッションだと感じていました。JR高槻駅北東地区開発事業内のマンション開発や、もしもの災害に備える暮らし「ジオフィットプラスソナエ」の商品企画を検討するなど、さまざまな経験ができました。なかなか思い通りにいかないこともありましたが、販売の経験があったからこそ、お客様にとってより良い住宅を提供するマンション計画ができたと思っています。

2013年

Private

2010年
2010年に結婚し、翌年には第一子が誕生。その4年後には第二子、さらに3年後には第三子にも恵まれ、プライベートでは積極的に育児に参加しています。私生活での課題が開発のヒントになることも多く、認可保育園の設置に続き、現在は西院駅ビル建替計画に伴い、病児保育施設の誘致・設置も進行中。妻や子どもたちがいるからこそ、暮らしに根ざすアイデアが生まれるのだと思います。

2013年

Turning point

2013年4月~ 阪急電鉄(株) 不動産事業本部 不動産開発部
ひと味違うキャリアこそ、私の強み
「彩都」のような街づくりに憧れて入社しましたが、ジオの販売、計画に関わる中でマンションに関する仕事にやりがいを見出しており、「次はマンションの用地仕入に携わりたい」と意気込む中での異動の辞令。入社当初に希望していた開発業務に携われるという喜びよりも、マンションとは違う商業施設やビルの開発を行う非住宅分野で果たして自分が務まるのかという不安がありました。しかし、異動直後から「神戸阪急ビル東館建替計画」や「阪急西宮ガーデンズ ゲート館新築工事」「阪急西宮ガーデンズ 別館新築工事」など、『関西で圧倒的No.1の沿線の実現』に向けた開発が目白押し。地域の方々から行政、工事に携わる複数企業などさまざまな相手先と交渉を行い、調整して街づくりを進める仕事にすぐに魅了されました。

2018年

Work

2018年4月~現在
阪急阪神不動産(株) 開発事業本部
事業の統合・移管などにより、阪急電鉄の不動産開発部から阪急阪神不動産の開発事業本部へと所属が変更。所属は変更しましたが、非住宅分野の開発を通じた沿線の魅力ある街づくりというミッションに変わりはありません。ちょうど今、異動以来、開発に携わってきたプロジェクトが次々竣工しており、当時、自分が思い描いた完成形が実際に狙い通りの役割を果たせるのか、その真価が問われる時が来ています。子どもを保育園に通わせている父親として動向が気になるのは「西宮北口駅高架下の認可保育園」。通勤途中の駅に保育園があったらいいなと考えていた時に携われたこの施設が、沿線の皆様に喜んでいただけることを心から願っています。

ジョブローテーションを通じた得たもの

例えば、マンション販売部とマンション事業推進部はお客様にマンションを購入していただくという目的は同じですが、立場が異なるため、意見や考え方に相違が生まれることもありました。ここで私が学んだのは、どちらか一方の考え方を押し付けるのではなく、協業先や事業パートナーなど相手を理解することの大切さ。この学びは今も大いに役に立っています。また、ジョブローテーションを通じ、改めて当社にはいざという時に絶妙のタイミングで手を差し伸べてくれる優しい人が多いなと実感しています。

今後の目標

いつまでも選ばれる沿線であるために、「沿線価値向上に資する魅力的な事業パートナーとの関係性の構築」「時代に即した新たな施設開発を企画する」という2つの目標を掲げています。特に後者では以前から携わりたいと考えていたマンションの用地仕入を支援できるのでは…という思いも。例えば、マンション用地には広すぎる土地であっても商業施設との融合を図れば取得も可能になるかもしれない。そうすれば土地の魅力も増し、施設も集客が見込めるなど相乗効果にも期待できる。住宅・非住宅両方の経験を持つ私ならではの発想で、これからもお客様から感謝される仕事をしたいと思っています。

※所属部署、役職は当時の名称です。