1.名 称
「SDGsトレイン 未来のゆめ・まち号」
2.運行車両
「SDGsトレイン 未来のゆめ・まち号」では、省エネ車両を使用します。
<阪急電鉄> 神戸線・宝塚線1000系、京都線1300系車両 各1編成(8両編成)
※1000系・1300系車両は、高効率のVVVFインバータ制御装置、モーターのほか、前照灯を含むすべての
照明機器にLED照明を採用。従来型(5000系、6000系などの電力回生ブレーキ非搭載車)よりも約50%、
前形式(9000系)と比べても約20%の消費電力削減を実現するとともに、低騒音の全閉式モーターや駆動装置、
側窓にUVカット複層ガラスを採用することにより、車内外の騒音を低減させています。
<阪神電車> 阪神1000系車両 1編成(6両編成)
※1000系車両は、高効率のVVVFインバータ制御装置、ブレーキ装置には停止直前まで電力回生ブレーキが作用する
純電気ブレーキを採用。
照明機器、行先・種別表示器、車内案内表示器をすべてLED化するとともに、車体をステンレス製として軽量化を図り、
また外板を無塗装とすることで環境に配慮しています。
3.運行開始日
2019年5月27日(月)
4.運行区間
<阪急電鉄>
神戸本線(梅田〜神戸三宮および今津線経由宝塚)、神戸高速線(神戸三宮〜新開地)、宝塚本線(梅田〜宝塚)、
箕面線(石橋〜箕面)、
能勢電鉄線(川西能勢口〜日生中央)、京都本線(河原町〜梅田)、千里線(北千里〜天神橋筋六丁目)、
Osaka Metro堺筋線(天神橋筋六丁目〜天下茶屋)で運行
<阪神電車>
本線、阪神なんば線、神戸高速線を中心に、相互直通運転している山陽電鉄線(西代〜山陽姫路)や近鉄線(大阪難波〜
近鉄奈良)でも運行
5.車両のデザイン・特徴
●先頭・最後尾車両(上:阪急電鉄 下:阪神電車)
SDGsの17の目標をイメージするさまざまな人や生き物たちが、より良い地域・社会を願いながら、未来へ向かって
パレードをしていく様子を、「ゆめ・まちプロジェクト」のシンボルマークを描くウマカケバクミコ氏(※)のイラストで
親しみやすく表現。このほか、「ゆめ・まちプロジェクト」の10周年を記念するヘッドマークを掲出。
(※):大阪府出身のイラストレーター。キャラクター・広告・出版・Webなどのイラストを幅広く制作。
「ゆめ・まちプロジェクト」の立ち上げ時から、シンボルマークをはじめイラスト全般を担当いただいています。
●中間車両
側面の各ドアの横に、SDGsの全体ロゴならびに1〜17の目標のステッカー(計18種)と「ゆめ·まちプロジェクト」
の10周年を記念するステッカーを掲出。
●車両内広告
すべての広告スペースを使って、SDGsが掲げる各目標の解説や、SDGsに関連した当社グループおよび国・
沿線自治体・協賛企業・市民団体等の取組に関するポスターを掲出。
6.主催者等
主 催:阪急阪神ホールディングス株式会社
共 催:阪急電鉄株式会社、阪神電気鉄道株式会社
企画監修:一般社団法人SDGs市民社会ネットワーク(※)
(※):SDGs達成のために、政策提言を中軸に、SDGsの普及啓発や情報発信、様々な団体との連携の強化を行っている
ネットワーク組織です。NGO・NPO、企業など約130団体が集まっています。同共同代表の三輪敦子氏は、
日本政府のSDGs推進本部の円卓会議に市民側有識者として参加しています。
協 賛:花王株式会社、サントリーホールディングス株式会社、積水ハウス株式会社、
ダイキン工業株式会社、凸版印刷株式会社、パナソニック株式会社、ヤンマーホールディングス株式会社
(50音順)
後 援:外務省、環境省、国連広報センター
協 力:関西SDGsプラットフォーム、JICA関西、社会福祉法人大阪ボランティア協会、
認定NPO法人環境市民、公益社団法人日本フィランソロピー協会