“阪急阪神 未来のゆめ・まちプロジェクト10周年記念”
国や自治体・企業・市民団体と連携してSDGsの啓発メッセージを発信する「SDGsトレイン 未来のゆめ・まち号」を運行します。

 阪急阪神ホールディングスグループが推し進める「阪急阪神 未来のゆめ・まちプロジェクト(以下、ゆめ·まちプロジェクト)」が2019年で10周年を迎えたことを契機とし、阪急電鉄と阪神電気鉄道において、SDGs(※)の啓発メッセージを発信する「SDGsトレイン 未来のゆめ・まち号」の運行を2019年5月より開始しました。この列車は、車体の外観だけでなく、車内ポスター枠やステッカー類をすべてSDGsの目標をイメージしたものに統一し、列車全体で啓発メッセージを発信することで、ご利用のお客様にSDGsに対する理解を深めていただくことを目的としています。なお、阪急・阪神両電鉄共通のデザインによる特別企画列車の運行は初めてとなります。

「SDGsトレイン 未来のゆめ・まち号」の取組が評価され、2020年12月に開催された、第4回「ジャパンSDGsアワード」において、特別賞「SDGsパートナーシップ賞」を受賞しました。 「ジャパンSDGsアワード」とは、2015年に国連で採択されたSDGsの達成に受けて、日本政府のSDGs推進本部が優れた取組を行う企業や団体等を表彰するものです。 今後も、持続可能な社会の実現に向けて、SDGsへの取組を進めてまいります。

2020年9月8日より、SDGsのさらなる認知度向上を目指し、東急グループと連携して運行しています。


 阪急阪神ホールディングスグループでは、持続可能な社会の実現に向けた取組の方向性を示すものとして「阪急阪神ホールディングスグループ サステナビリティ宣言」を公表し、SDGsの達成に向けた様々な取組を進めています。「ゆめ・まちプロジェクト」はこの取組のひとつとして、2009年からグループを挙げて取り組んでいる社会貢献活動です。「未来にわたり住みたいまちをつくる」ことを基本方針に、まちの環境を良くする「地域環境づくり」と、まちの将来を担う「次世代の育成」を重点領域としています。
 そこで、「ゆめ・まちプロジェクト」10周年を契機とし、一般社団法人SDGs市民社会ネットワークの企画監修のもと、国や沿線自治体のほか、SDGsの取組に先進的な企業や市民団体等と連携することによるパートナーシップで「SDGsトレイン 未来のゆめ・まち号」を運行し、SDGsの達成に向けた多様なメッセージを発信することにしました。この列車の運行が、ご利用のお客様とともに、より良い地域・社会を考えていくきっかけになればと考えています。

(※): SDGsとは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称です。
2015年9月の国連サミットで採択され、国連加盟国が2030年までに地球規模の17の
社会課題の解決を達成することを目標に掲げています
https://www.unic.or.jp/activities/economic_social_development/
sustainable_development/2030agenda/