“阪急阪神 未来のゆめ・まちプロジェクト10周年記念”
国や自治体・企業・市民団体と連携してSDGsの啓発メッセージを発信する「SDGsトレイン 未来のゆめ・まち号」を運行します。

 阪急阪神ホールディングスグループが推し進める「阪急阪神 未来のゆめ・まちプロジェクト(以下、ゆめ·まちプロジェクト)」が2019年で10周年を迎えたことを契機とし、阪急電鉄と阪神電気鉄道において、SDGs(※)の啓発メッセージを発信する「SDGsトレイン 未来のゆめ・まち号」の運行を開始しました。この列車は、車体の外観だけでなく、車内ポスター枠やステッカー類をすべてSDGsの目標をイメージしたものに統一し、列車全体で啓発メッセージを発信することで、ご利用のお客様にSDGsに対する理解を深めていただくことを目的として、2019年5月27日から運行しています。なお、両電鉄共通のデザインによるラッピング列車の運行は初めてとなります。
 運行開始以降、ご乗車されたお客様をはじめ、多くの方からご好評をいただいたため、当初の予定を延長して当面の間、運行を継続させていただく予定です。

 2009年から取り組んでいる社会貢献活動「ゆめ・まちプロジェクト」では、まちの環境を良くする「地域環境づくり(環境づくり)」と、まちの将来を担う「次世代の育成(人づくり)」を重点領域としており、これらはSDGsの達成に向けた取組のひとつであります。
  そこで、「ゆめ・まちプロジェクト」10周年を契機とし、一般社団法人SDGs市民社会ネットワークの企画監修のもと、国や沿線自治体のほか、SDGsの取組に先進的な企業や市民団体等と連携することによるパートナーシップで「SDGsトレイン 未来のゆめ・まち号」を運行し、啓発メッセージを発信することにしました。この列車の運行が、ご利用のお客様とともに、より良い地域・社会を考えていくきっかけになればと考えています。

(※):SDGsとは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称です。
    2015年9月の国連サミットで採択され、国連加盟国が2030年までに17分野で社会課題の解決を
    達成することを目標に掲げています。