1.名  称
  SDGsトレイン「未来のゆめ・まち号」

2.運行車両
  最新の省エネ車両を使用するとともに、関西電力の「再エネECOプラン」(※1)を活用することにより、
  実質的に再生可能エネルギー100%で同トレインを運行します。
  (※1)関西電力が日本卸電力取引所より調達した、太陽光・水力・風力発電などに由来する環境価値を付加した電気を
      使用するプランのことです。このプランを利用することにより、実質的に再生可能エネルギーによる電力として
      取り扱うことができます。
  <阪急電鉄> 神戸線・宝塚線1000系、京都線1300系車両 各1編成(8両編成)
  ※1000系・1300系車両は、高効率のVVVFインバータ制御装置、モーターのほか、前照灯を含むすべての
   照明機器にLED照明を採用。従来型(5000系、6000系などの電力回生ブレーキ非搭載車)よりも約50%、
   前形式(9000系)と比べても約20%の消費電力削減を実現するとともに、低騒音の全閉式モーターや駆動装置、
   側窓にUVカット複層ガラスを採用することにより、車内外の騒音を低減させています。

  <阪神電車> 阪神1000系車両 1編成(6両編成)
  ※1000系車両は、高効率のVVVFインバータ制御装置、ブレーキ装置には停止直前まで電力回生ブレーキが作用する
   純電気ブレーキを採用。
   照明機器、行先・種別表示器、車内案内表示器をすべてLED化するとともに、車体をステンレス製として軽量化を図り、
   また外板を無塗装とすることで環境に配慮しています。

3.運行期間
  2020年9月8日(火)~2021年9月上旬(予定)

4.運行区間
  <阪急電鉄>
   神戸線・宝塚線・京都線および相互直通区間で運行

  <阪神電車>
   本線・阪神なんば線および相互直通区間で運行

5.車両のデザイン・特徴
  ●先頭・最後尾車両(上:阪急電鉄 下:阪神電車)
   SDGsの目標をイメージするさまざまな人や生き物たちが、より良い地域・社会を願いながら、未来へ向かって
   パレードをしていく様子を、「ゆめ・まちプロジェクト」のシンボルマークを描くウマカケバクミコ氏(※2)のイラスト
   でデザインしました。SDGsの17の目標を親しみやすく表現しています。
   (※2):大阪府出身のイラストレーター。キャラクター・広告・出版・Webなどのイラストを幅広く制作。
      ゆめ·まちプロジェクトの立ち上げ時から、シンボルマークをはじめイラスト全般を担当いただいています。

  ●中間車両
   側面の各ドアの横に、SDGsの全体ロゴおよび1~17の目標のステッカー(計18種)と再生可能エネルギー
   100%で運行していることを示すステッカーを掲出します。

  ●車両内
   つり革に、SDGsが掲げる各目標の解説をするステッカーを掲出します。


6.主催者等
  主  催:阪急阪神ホールディングス株式会社、東急株式会社(東急グループ)
  共  催:阪急電鉄株式会社、阪神電気鉄道株式会社、東急電鉄株式会社
  企画監修:一般社団法人SDGs市民社会ネットワーク(※3)
    (※3)SDGsの達成のために、NGO・NPO、企業など約130団体が参加し、政策提言のほか、SDGsの普及啓発や
        情報発信、様々な団体との連携の強化を行っているネットワーク団体です。共同代表理事の三輪敦子氏は、日本政府の
        SDGs推進本部のSDGs推進円卓会議に市民社会からの有識者委員として参加しています。

  協  賛:花王株式会社、 関西電力株式会社、株式会社クボタ、サントリーホールディングス株式会社、
       積水ハウス株式会社、株式会社大和証券グループ本社、凸版印刷株式会社、パナソニック株式会社(50音順)
  後  援:外務省、環境省、国連広報センター
  協  力:関西SDGsプラットフォーム、JICA関西、社会福祉法人大阪ボランティア協会、
       公益社団法人日本フィランソロピー協会、一般社団法人グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン、
       特定非営利活動法人市民社会創造ファンド、京都府、京都市、大阪府、大阪市、神戸市、横浜市、川崎市、
       渋谷区、世田谷区