阪急阪神ホールディングス株式会社 代表取締役会長
グループCEO
角 和夫
経営環境がどれだけ変わろうとも、良い沿線を作るとい うことが最大の社会的使命であることだけは変わってはいけないものだと考えています。そのためにESG(環境・ 社会・企業統治)の取組みを推進するなかで、「阪急阪神 未来のゆめ・まちプロジェクト」はスタートしました。それ から10年、来る大阪・関西万博のテーマでもあるSDGs を掲げ、多くの方々のご協力のもとで昨年運行を開始し たのがSDGsトレインです。この度、東西同時運行が実現 したことで、さまざまな方がSDGsに関心を持ち、活動を 推進するきっかけになれば、誠に嬉しい限りです。
東急株式会社 代表取締役会長
東急グループ代表
野本 弘文氏
東急グループは人々の生活に寄り添うさまざまな事業活動を行なっていますが、その根底には「美しい生活環境を創造する」という理念が流れています。持続的な社会の創造を目標とするSDGsの時代は、まさに東急 グループの存在理念がこうした考え方に沿ったものであると感じています。この度、日本の東西でSDGsの機運を高めていこうと、創業から深い関わりのある両社が協働で運行することになったこの列車が、多くの皆さまにとってのSDGsについて理解を深めていただく一助となることを願っています。
外務省
外務大臣政務官
中谷 真一氏
ポストコロナの「新たな日常」を創り上げていく上で、SDGsを一つの重要な指針として、社会・経済・環境に統合的に取り組むことが求められます。「SDGsトレイン2020」によって多くの人がSDGsについて知り、具体的なアクションを起こすきっかけとなることを期待すると同時に、政府としてもSDGsの掲げる「誰一人取り残さない」社会の実現に向けて、様々なステークホルダーと連携しながら、オールジャパンでの取組みを一層加速化させてまいります。
一般社団法人SDGs市民社会ネットワーク
共同代表理事
三輪 敦子氏
阪急阪神ホールディングス様と東急グループ様は、沿線のまちの発展と、そこに暮らす人々の豊かな文化の創造をあわせて追求してこられた先駆的な企業です。両社が「未来にわたり住みたいまち」「美しいまち」を目指し、「環境」をはじめとする地域の課題に「次世代の皆様」とともに取り組んでおられることに心から敬意を表します。続く未来のためのSDGs達成に向けた取組みを、SDGsトレインを通して、沿線の皆様に、そして全国に届けていただきたいと思っております。
国連広報センター
所長
根本 かおる氏
SDGsの実施が始まって5年目、達成期限の2030年まで 10年となり、SDGs達成のための「行動の10年」が今年から立ち上がっています。私たちの日々の生活の隅々にまで関係するSDGsは、政府や国連のみならず、多くの人々や団体、企業の積極的な取組みがなければ達成することができません。仲間を増やしながら力を合わせて、一緒にこの難局を乗り越え、より持続可能な社会をともに築いていきましょう。
※このメッセージは、2020年9月8日の「SDGsトレイン2020」出発記念セレモニーにて頂きました。
※プロフィールは、2020年9月8日時点のものです。