2010年3月14日、阪急電鉄京都本線の正雀駅・南茨木駅間に「摂津市駅」が開業しました。同駅では、太陽光発電をはじめとする各種省エネ設備の導入により新駅に起因するCO2排出量を約50%削減したうえ、カーボンオフセットの利用により、新駅に起因するCO2排出量をゼロにすることとしています。
また、同日から7月31日まで、京都本線にて「カーボン・ニュートラル・トレイン 摂津市駅号」1編成を運行します。これは、阪急電鉄で最も省エネ性能の高い9300系車両を使用するとともに、カーボンオフセットの利用により、更に列車の運行に伴うCO2排出量をゼロにするものです。
これらのカーボンオフセットには、兵庫県内の森林保全によるCO2吸収プロジェクトから生じる環境省オフセットクレジット(J-VER)を利用した森林カーボンオフセットサービス((株)日本オフセットデザイン創研及び兵庫県森林組合連合会が提供)を使用します。