阪急不動産は、神戸市西区にて分譲予定のマンション「ジオ西神中央(総戸数205戸)」のモデルルームを9月下旬にオープンいたします。
本物件は、2013 年度 第2回 国土交通省・建築物省CO2先導事業(※2)に採択されており、全国で初めて、大阪ガス株式会社のエネファームtype S を全戸採用します(※1)。
エネファームtype S は、クリーンな都市ガスから水素を取り出し、空気中の酸素と化学反応させることで、エコな電気を生み出す、自立運転機能付き燃料電池(SOFC)です。本物件において年間約1.4 トンのCO2排出量(杉の木の植林約100 本分相当)を削減できる他、停電時の自立運転や、発電時に発生した熱をお湯に転化(発電時のエネルギー利用率90%)します。入居者はエネファームtype S を利用することで、年間光熱費が約30%下がることから経済的なメリットも得ることができます。
(※3)高効率な燃料電池を採用することで、平常時の省CO2と非常時のエネルギー自立を目指します。
※1 自立運転機能付きエネファームtype S を全戸に実装した集合住宅は本物件が全国で初となります(2014年8月大阪ガス調べ)
※2 弊社分譲マンションでは国土交通省・建築物省CO2先導事業への採択は、2012年6月竣工の「ジオタワー高槻ミューズフロント」に次いで2件目。
※3 ■試算条件:集合住宅80㎡、3人家族を想定【使用機器】●従来システム(ガス給湯断熱機使用):ガス給湯暖房機、ガス温水床暖房(リビング・ダイニング)、ミストサウナ機能付きガス温水浴室暖房乾燥機、ガスコンロ、電気エアコン【適用料金】●ガス料金と電気料金は、それぞれ大阪ガス、関西電力の2014 年5月時点の単価(消費税8%・石油石炭増税後)【CO2排出係数】●都市ガス:2.29kg-CO2/㎡(大阪ガスデータ)●電気:0.69kg-CO2/kWh(「中央環境審議会地球環境部会目標達成シナリオ小委員会中間取りまとめ」平成13 年7 月より)●杉の木のCO2吸収量原単位=13.9kg-CO2/年・本(林業白書平成9年より50 年杉直径26cm 樹高22m)●ハイブリットカー(国土交通省「自動車燃費一覧」より)●冷蔵庫((財)省エネルギーセンター「家庭の省エネ大辞典2012 年版」のエネルギー削除データより)※試算例のため、条件により数値は異なります。
■「低炭素建築物認定」・太陽光発電の売電収入で、エコ啓蒙活動を支援
Low-E 複層ガラスの採用だけでなく、HEMS の導入や節水対策、躯体の断熱を行うことで低炭素建築物認定を取得。低炭素建築物認定物件は、通常の住宅ローン減税幅が拡充されるなど、税制面で優遇が受けられます。そのほか、電気自動車の充電コンセントや、共用部・専有部のLED 照明の設置など、高い
環境配慮を行った結果、神戸市建築物総合環境評価制度でAランク(大変よい)となりました。また、マンション屋上に設置する太陽光発電パネルで発電した電力を売電し、得られた収入で入居者のエコ啓蒙活動費用(環境・防災教育)に充てるなどの取り組みを予定しております。