阪急電鉄は、環境省の実施する「低炭素地域づくり集中支援モデル事業」の関西で唯一の事業採択を受け(2013年5月現在)、京都線・西院~河原町間の地下空間で常時点灯している照明等をLED化しました。
今回、LED化したのは、京都トンネル(西院駅~河原町駅:約3.7km)、地下通路(烏丸駅~河原町駅:約0.8km)、烏丸駅・河原町駅構内の計4,261箇所の照明・電照看板等で、照明の調光制御装置を導入しタイムスケジュール等により照度をきめ細かく制御することで、省エネ効果を高めています。この事業により、対象区間の電力使用量およびCO2排出量は年間で約22%削減(1990年比)できる見込みです。
<低炭素地域づくり集中支援モデル事業(チャレンジ25地域づくり事業)>
温室効果ガスを25%削減するのに効果的・先進的な対策のなかで、技術的には確立されているものの、十分な効果検証がなされていない先進的対策について、事業性・採算性・波及性等の検証を行い、全国に展開させていくことを目的とする事業です。
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