第11回 助成対象団体

(本ページの内容は、助成時点のものです)

2019年9月2日~10月21日まで募集しました第11回市民団体助成プログラムは、京阪神から広く73団体のご応募がありました。ご応募いただいた皆様、誠にありがとうございました。選考の結果、以下の15団体へ総額950万円の助成を実施いたしました。これからも「未来にわたり住みたいまちづくり」のために、地域の皆様との協働に取り組んでまいります。

※記載の市町名は団体事務所の所在地

阪急阪神 未来のゆめ・まち基金
2019年度第11回助成対象団体の
活動報告動画

(約13分)

新規助成団体

(助成額 50万円)

地域環境づくり

次世代の育成

継続助成団体

(助成額 100万円)

地域環境づくり

次世代の育成

阪急・阪神 未来のゆめ・まちプロジェクト

公益社団法人 大阪自然環境保全協会

大阪市

大阪府の自然環境の保護・保全・回復

自然環境の破壊が深刻化する中、1976年の協会設立以降、大阪府域の自然の保護・保全と自然観察を両軸として活動している老舗の団体です。身近な自然を愛し、守り育てたいと願う市民が運営しており、ボランティアグループが中心となって、地域やテーマごとの多様な自然観察会や、定期的な動植物調査など、自然に親しみ守る心を育てる普及活動(環境学習)を年間200回近く開催しています。そのほか、里山保全活動や自然環境保全に携わる人材養成講座・研修も主催しています。

NPO法人 暮らしづくりネットワーク北芝

箕面市

地域通貨を活用したコミュニティの活性化

箕面市・萱野にある北芝地域において、地域の課題を解決するためのプランを住民とともに事業化する団体です。箕面市で流通している大人もこどもも使える地域通貨「まーぶ」の調査研究を中心に、「まーぶ」を活かしたこども・若者向けの仕事体験事業を実施しています。そのほか、地域の誰もが参加できる地域共生食堂や障がい児通所支援事業など、こども・若者を中心に高齢者まで幅広い世代を対象として、住民とともに多角的に事業を展開しています。

一般社団法人 コミュニティマネジメント協会

大阪市

自転車視点ですすめる安全なまちづくり

大阪市東淀川区淡路・新大阪周辺地区を拠点として、安心・安全なまちづくりを行っています。様々な自転車教室を実施し、まちづくりに自転車視点を取り入れているところが特徴です。近年では「タンデム自転車」などを活用して誰もが安全に移動できるインクルーシブなまちづくりにも注力しています。そのほか、団体が開発・製作した安価なドアセンサー(一定期間ドアの開閉がないとブザーが鳴る)を、単身独居者宅のドアに設置することで住民同士が見守り合うきっかけをつくったり、こども達に農業・むら生活体験を提供したりと、地域に必要とされる活動を幅広く行い、コミュニティの活性化に寄与することを目指しています。

NPO法人 摂津市人材サポート・ビューロー

摂津市

資源の循環するまちづくり

1980年代に、主婦が集まり、身近な暮らしの中から「ごみ」問題を取り上げ、牛乳パックの回収から活動を始めた団体です。回収したパックはリサイクルし、「ただいまロール」「おかえりティシュ」として、摂津市内の公共施設で使用されています。そのほか、環境教育として紙すき体験や温暖化の影響を学ぶワークショップなどのイベントも行っています。また、地域の社会課題の解決を担う新たな担い手の育成のため、その発掘やネットワークの創出の場として「おむすびカフェ」を実施しています。

NPO法人 Peace & Nature

神戸市

グローバル視点で行う休耕田を活用したお米・野菜づくり

休耕田や空き家の増加が日本全体の課題となっている中、神戸市北区大沢町において、約40か国の国際色豊かなメンバーや企業など様々な人が集まり、休耕田を活用して、無農薬の安全・安心なお米や野菜づくりを行っています。また、空き家を再生した持続可能な生活のモデルづくりや六甲山での植樹に取り組んだり、ネイチャースクールなどの人間力を高めるプログラムを実施したりと、グローバルな視点で地球環境を良くしていくリーダーの育成を目指しています。

NPO法人 アントレプレナーシップ開発センター

京都市

社会変革できるこどもの起業教育

社会的課題を解決するために行動できる能力である「アントレプレナーシップ」溢れる若者の育成に取り組む団体です。地域の賑わいづくりを目的に、商店街を拠点にイベントの開催や商品の開発・販売をする「堀商キッズチャレンジ」や、未来の仕事を形にするこどもの起業村「キッズベンチャータウン」、世界で共有する社会問題の解決に高校生が挑戦する国際競技など様々な事業を主催し、将来、こども達が社会に必要な仕事を創り出していくための能力を培う支援を行っています。

NPO法人 お金で学ぶさんすう

京都市

特別な支援が必要なこどもの金銭教育

インターネットの普及により、近年、特別な支援を必要とする成人の中で、携帯ゲームへの多額課金など新たなお金のトラブルが増加しています。この現状に対し、こどもの頃からの金銭教育の必要性を感じ、その教育プログラムを開発し、学校と連携して授業や教員研修などを行っています。また、現金の使い方を学べる教材アプリを開発・提供したり、買い出し・調理を通じて数の感覚や計算方法を習得する実践的な講座を実施したりと、お金の知識や使い方を身につける支援をしています。

NPO法人 ここ

吹田市

不登校のこども達対象のフリースクールの運営

不登校のこども達が、学校に行かなくても教育を受ける場が保障され、安心して過ごすことができるフリースクールを運営しています。フリースクールでは、学習のサポートだけでなく、遊び・イベントを通じて自立のサポートも行っています。また、保護者や地域住民、教育関係者の交流の場をつくったり、フリースクールの生徒が登壇するシンポジウムを開催したりと、フリースクールの認知を高め、不登校のこども・保護者に対する理解を深める活動も実施しています。

NPO法人 happiness

京都市

こどもの居場所をつくるこども食堂

京都市において、生活困窮世帯や一人親世帯といった家庭環境に関係なく、こども達を健全に育てるため、行政・地域・企業・NPOなどと連携し、こどもやその家庭をサポートするとともに、社会的孤立を防ぐまちづくりを行う団体です。月4回のこども食堂と学習支援の開催を中心に、2018年からはフルタイムでの勤務が難しい人を雇用してカフェをオープンし、居場所づくりに努めています。そのほか、こども支援に関する啓発活動や里親制度推進の取組も積極的に行っています。

NPO法人 阪神つばめ学習会

西宮市

経済的に厳しいこどもへの無料学習支援

兵庫県では、生活保護受給世帯の高校進学率が一般世帯よりも1割程度低くなっており、所得の格差が教育の格差に直結しています。この現状を改善するため、登録数200名を超える多くのボランティアの支えにより、無料の学習支援塾を西宮市で週2回、神戸市灘区で週1回開講しています。東京・八王子の「八王子つばめ塾」をモデルに、関西では当団体が先駆けとなって活動を開始しており、現在は京阪神間で「つばめ」を冠する無料塾が7団体に広がっています。

一般社団法人 タウンスペースWAKWAK

高槻市

地域住民の声を反映したコミュニティの再生

大阪北部地震後の災害支援を通じて、情報格差の課題や、独居高齢者、障がい者、一人親世帯などの要援護者が社会的孤立に陥りやすいという状況がわかりました。そこで、高槻市がすでに方針を決定した市営住宅の建て替えに向け、こども・若者・高齢者など、まちに住む多様な人たちの声(ニーズ)をひろい上げ、まちづくりプランを策定し、今後のまちづくりの計画へとつなげます。また、建て替え後の地域コミュニティの中心となるコミュニティスペースをたち上げ、多様なセクターとの協働によりハード面・ソフト面からコミュニティの再生を図る予定です。

NPO法人 チャイルド・ケモ・ハウス

神戸市ほか

重い病気をもつこどもと家族のサポーター育成事業

重い病気をもつこどもと家族にとって、治療以外にも日々の生活、友達関係、通学など多岐にわたる支援が必要です。そのため、どこにも相談できないと思ってしまうような問題でも「あのね」と気軽に相談を始められ、その中からニーズをひろい、分野を超えた支援をコーディネートできる人材が求められていますが、その重要性はまだ広く理解されていません。そこで、こどもや家族からの相談を聞き、ニーズをコーディネーターにつなぐ人材「地域あのねサポーター」と分野を超えた支援をコーディネートする人材「あのサポplus」を育成する予定です。

認定NPO法人 D×P

神戸市ほか

定時制高校と連携した高校生のつながる場と新しい働き方づくり

定時制高校に通う高校生に「つながる場」を届け、一人一人の若者が自分の未来に希望が持てることを目的とした事業を行います。具体的には、定時制高校で社会人ボランティアと高校生が対話を通じてつながりをつくる授業を行うとともに、校内にて継続的に学生と関わることができる「居場所事業」を実施します。さらに高校生一人一人の段階やニーズにあわせて、進路相談や仕事体験ツアーを実施し、中退率・進路未決定率の高い定時制高校に通う10代がつながりを得て卒業できるようにする予定です。

NPO法人 寺子屋プロジェクト

京都市ほか

魅力的なプログラミング体験の提供と開発教材のオープンソース化

プログラミング教室の人気が高まっていますが、その多くが経済的にゆとりのある家庭向けのサービスとなっています。また、大多数の小学校で触れるプログラミングの内容は、非常に限定的なものになるとみられます。そこで、教育用ドローンを活用し、こども達が楽しめるプログラミング体験を提供するとともに、日常的に活用できる教材モデルを開発し、開発した教材をオープンソースとしてWEB上に無償で公開することで、全ての経済層のこども達がサービスを享受できるようにする予定です。

六甲山を活用する会

神戸市ほか

六甲山における自然体験プログラムの自主運営チームづくり

当団体では10年以上かけて国立公園内の六甲山上に自然体験ができる場として「まちっ子の森」を整備してきましたが、その管理・運営を次世代に継承していくことが今後の課題となっています。そこで、自然児を育む自然体験プログラム「まちっ子の森デー」の参加者を定着させるとともに、「まちっ子の森クラブ」を発足させ、登録者を募ります。その中から、運営に参加できる保護者グループを集め、ゆくゆくは「まちっ子の森」を自主管理する運営組織として、市民グループへの自立を図る予定です。